油絵の具とパレットの片づけ
こんにちわ。玉上です。
みなさんは油絵を描いた後の片づけはどうされていますか?
パレットに出した絵の具が残ったまま、途中で作業を終わりにするときなどは気になりますよね。
私はパレットに残った絵の具が少しくなら拭き取ってしまいますが
多く残っている色や混色をしたものを捨ててしまうのはもったいないので、
そんな時は、パレットに食品ラップをかけて保存しています。
パレット全体にフワッとラップを被せれば、2週間くらいは良い状態で保存できます。
夏は1週間~10日間くらいが限度ですが冬はもう少し長く持ちます。
次に使うとき、ラップをはがすときに少し絵の具が付いてきてしまいますがこれは仕方ないとして
数日間絵の具を放置するときにはお勧めの保存方法です。
ちなみに以前はラップを被せて、さらにジップロックに入れて冷凍庫で保存しているときもありました。
絵の具が凍ることはないので長期間保存できますが、
もしも袋が破れた!なんてことがあると大変なので、あまりお勧めはしません。
油絵を描いた後の筆の洗い方
絵筆の保管方法も大切でよね。
油絵の筆には、豚毛、ナイロン、馬、イタチ、セーブル、コリンスキーなどなど
硬さや太さ、耐久性も、毛の性質にはさまざまな種類と違いがあります。
柔らかいイタチやセーブルの筆は高級なものもありますから
これらの筆を使い終わった後にしっかり洗浄して、お手入れを良くしていれば長い間使うことができます。
傷んだ筆も使いようによってはさまざまな表現に使えるので
すぐに捨てずに取っておくことをお勧めします。
ではここから大切な筆を長持ちさせる方法をご紹介します。
私がいつもやっている筆の洗い方です。
まず必ずやることは、使い終わった筆についている油絵の具をティッシュやキッチンペーパーなどでしっかりと拭います。
その後、油絵用の筆洗液でしっかり洗います。↓↓↓これですね
この段階で終わる方が多いかもしれませんが この後のひと手間が大事です。
それは中性洗剤で洗うこと!
キッチン用の洗剤は中性洗剤ですのでそれでも大丈夫ですが
私がおすすめなのはこちらです ↓↓↓
油絵用の筆洗液で落ちきれなかった絵の具が、とてもきれいに落ちます。
使い方は、
パーフェクトクリーナーで筆を洗って、水でよくすすぐだけ。
絵の具で固まってしまった筆は、一晩付け置きしておくと再生します。
パーフェクトクリーナーは油絵の具だけでなく、アクリル絵の具、水彩絵の具にも使える優れモノです。
まとめ
今回は絵の具の片づけ方について書いてみました。
・使いかけの絵の具はパレットにラップをかけて数日放置できる
・筆は2回洗う
1回目は油絵用の筆洗液
2回目は中性洗剤(私のお勧めは世界堂さんのパーフェクトクリーナー)
ということでした。
ぜひ実践してください。